和風家屋によく見られる板の間クリヤー塗装の施工事例をご紹介です。
こちらの板の間廊下は欅の一枚板で作られた希少なものです。
経年変化も味わいの一つですがこの度、クリヤー塗装によるメンテナンスを行うことになりました。
クリヤー塗装は3回の塗装を行います。
塗装前に毎回研磨作業を行いますので合計で6工程の作業になります。
サンダーを使って研磨作業を行います。
研磨後、塗装表面に塵が付着しないよう掃除を行った後に1回目のクリヤー塗装を行いました。
1回目の塗装後、別日に再度研磨作業を行い2回目のクリヤー塗装を行いました。塗膜に厚みが増した分、1回目の塗装時にあったムラがほとんど無くなりました。
そして2回目の塗装後の別日に改めて研磨作業を行い、仕上げに3回目のクリヤー塗装を行いました。
廊下ということもあり、塗膜が強く耐衝撃性や耐摩耗性に優れている塗料で仕上げました。
塗膜に厚みが増し、光沢も十分で綺麗になりました。
部材や下地が傷んでいない間は、表面の見た目が気になった時が適齢期だと言えます。
板の間クリヤー塗装は研磨作業を含めると基本6工程の作業。研磨と塗装工程を同日に行っても最低3日はかかる工事となります。
この他に框(かまち)やカウンター等のクリヤー塗装のご相談も承ります。お見積りは無料ですのでお気軽にご相談ください。