茨城県土浦市で貸事務所や作業所としてテナント募集をされている物件の外壁、屋根塗装工事をご依頼いただきました。
今回、足場を掛けた機会に経年劣化が見受けれた一部軒樋と、屋根の棟板金やその下地の交換も併せて行いました。
外壁(板金)は艶を抑えた濃いめのグレー、落着きのある外観にイメージチェンジしました。
全体的に前回の塗装時期から経年相応の劣化や汚れの付着が見受けられました。
しかし概ね状態は良好で、今回交換する歪んでしまった一部の軒樋や棟板金以外の部位は、塗装で十分にメンテナンス可能な状態でした。
高圧洗浄を行い、しっかりと汚れを除去した後にトタンの屋根には錆止め塗装を行います。
仕上がりの色は濃いめの色を予定している為、錆止め塗料も濃いグレーで塗装しました。
板金の外壁も錆止め塗装を行いました。
外壁色に合わせて軒裏天井も濃いグレー色で塗装します。
軒裏に這わせてある配線は一時的に外して塗装します。
庇上のトタンや破風板(板金)など鉄部へ錆止め塗装を行います。
テナント正面の雨樋は新しいものに交換することになりました。
こちらが交換前の雨樋です。
既存の雨樋や支持金具を撤去しました。
撤去した既存の雨樋と支持金具です。長い間、お疲れ様でした。
既存雨樋の支持金具は900ピッチ(90㎝間隔)で取り付けられていましたが、新規雨樋は450ピッチ(45㎝間隔)で支持金具を取り付けました。
ここ茨城県南地域では積雪するほどの雪はあまり降りませんが、支持金具の取付け間隔を詰めることで雨樋が雪の重みで歪んだり、変形するのを防ぐ効果があります。
屋根塗装後、棟板金を新しく交換する作業に入ります。
棟板金を固定している既存の貫板は木製ですが、今回は腐食に強い樹脂製の貫板に交換しました。
交換した貫板に新しい棟板金を取り付けて棟板金交換の板金工事完了です。
外壁、各所のビフォーアフターの写真をご覧ください。写真をクリックで拡大写真になります。
板金の外壁は艶を抑えた濃いめのグレーで塗装しました。
マットな質感にすることで濃いグレーでも落着きのある雰囲気に仕上りました。
軒裏天井は外壁色との統一感を意識して濃いめのグレーです。
破風板は外壁色が締まって見えるようにブラックで塗装しました。
正面の軒雨樋は交換しました。
今回は軒雨樋を支える支持金具を450ピッチ(45㎝間隔)で取り付けましたのでしっかりとしています。
交換した軒雨樋と絡みのある竪雨樋も交換しました。
外壁は標準的な淡彩色から濃いめのグレー色に塗替えてシックで落着きのあるイメージに変わりました。
トタンの外壁は、濃いめの色に塗装する場合、艶を抑えたマットな仕様で塗装するとしっくりときます。
最近では軒裏天井を濃い色で塗装されるケースも増えてきました。見慣れると格好いいものです。
板金の外壁と濃いめのマットカラーの相性はとても良く、まるで板金を張り替えたような変わり映えです。
住居はもちろん、事務所や店舗、倉庫で外壁が板金の塗替えをご検討の方は、似合うカラーやテイストのご提案をさせていただきますのでお気軽にご相談ください。