茨城県取手市、戸建住宅における外部塗装工事の施工事例をご紹介します。
屋根は瓦なので、外壁及び各所の塗装工事となります。外壁は艶を3分艶に抑えたクリヤー塗料で塗装しました。
外壁(サイディング)は反りや浮きなどの変形はなく、また目立った色褪せもなく状態は良好でしたが、全体的にジョイントシールの経年劣化が目立っておりました。
そのほか、雨樋をはじめ各所の付帯部分も経年相応の退色が見受けられました。
外壁のジョイントシールの打替えをする為に、既存ジョイントシールを撤去しました。
その他の各所ジョイントシールを全て撤去しました。
水切り鉄板や、シャッターBOXなど鉄部各所は下塗りに錆止め塗料を塗装します。
錆止め塗料は、仕上げ色によって錆止め塗料の色分けを行っています。
仕上げ色がチョコ系、黒系など濃色系の場合は赤系の錆止め塗料を使います。
また、仕上げ色が白系・アイボリー系・シルバー系のような明るい色の場合は白系やライトグレー系の錆止め塗料を塗装します。
軒天、破風板など付帯部各所へ下塗り、中塗り塗装を行います。
サイディングの外壁はクリヤー塗料で塗装します。
クリヤー塗料も艶の調整は可能です。S様邸では艶を抑えた3分艶仕様で塗装していきます。
外壁、各所のビフォーアフターの写真をご覧ください。写真をクリックで拡大写真になります。
艶を抑えた3分艶仕様のクリヤー塗料を塗装しました。
外壁はクリヤー塗料での塗装、その他の付帯部分は復旧色での塗装なので新築時のようなリフレッシュ感です。
クリヤー塗料で塗装を行った外壁を実際に近くで見ると、こんな感じです。
艶のレベルは調整可能で、S様邸では艶を3割まで抑えた3分艶仕様にてクリヤー塗装を施工しました。
しっとりとした品のあるマットな艶感なのでギラギラとした艶が苦手という方におすすめです。
また、ジョイントシールは長期耐久型シーリング材(オートンイクシード)にて施工しました。
一般的に多く使われているのは変成シリコンというシーリング材です。
変成シリコンも十分良いものですが、今回のように「後打ち」といって外壁塗装後にジョイントシールを充填する場合は塗膜が被らず、むき出しになる為、オートンイクシードのような長期耐用型のシーリング材で施工するといった選択肢もあります。
S様邸ではクリヤー塗料の外壁塗装工事を行わせていただきました。
サイディングのクリヤー塗装のメリットは、やはりサイディングの意匠性を活かし模様を塗り潰さずに塗装によるコーティングが出来ることです。
サイディングのクリヤー塗装は色褪せや劣化状況はもとより、既存サイディングに光触媒コーティングがされているかどうかなど、施工可否の調査も必要となりますが、ご興味のある方はぜひお気軽にご相談ください。